2009年7月臨時議会と総務常任委員会での宮地の個人質問

7月臨時市議会が7日(火)~17日(金)の日程で行われました。
今臨時議会は「経済危機対策臨時交付金事業」などを中心とした
総額約10億円の一般会計補正予算審議が主な案件でした。

豊中市では
 ①学校への太陽光パネル設置
 ②高齢者施設の補修工事
 ③女性特有のガン検診推進
 ④道路改良事業
 ⑤新型インフルエンザ対策備蓄品購入
 ⑥消防車両更新整備
 ⑦防災行政無線再整備
 ⑧学校ICT環境整備
 ⑨公有財産データベース整備事業などへの活用が提案され、すべて採択されました。

宮地和夫は総務常任委員会で2つの施策に関して質問しました。

【1】DV被害者支援給付金制度で相談支援を


【質問】
DV被害者等にかかわる臨時生活支援金給付制度に200万円の予算。
定額給付金支給及び子育て応援特別手当に関する公平性を担保し、
最も必要とされながら支給対象になりにくかったDV被害者への給付制度として
認識している。情報提供の方法は?
加害者から逃げていて、資格要件が取得できにくい方への対応は?

【回答】
情報提供は、市広報・市HP・マスコミ報道・関係機関情報・ケーブルテレビ・
DV被害者支援組織等を通じ可能な限り該当者へ情報が届くように努める。
被害者の実情を踏まえ、本人証明・DV被害者相談状況・居住証明などについては
総合的に判断し給付を行ないたい。

【要望】
特に「DV被害を証明する公的機関書類等」が取得できない方は、
DV被害の相談自体ができていない可能性が高い。
男女共同参画推進センター「すてっぷ」などで相談ができるよう対応を求める。
被害者の方が一人でも多く救済され、自立する支援策につながることを期待する。

【2】新型インフルエンザ対策備蓄品の学校配備検討を


【質問】
今回、災害対策費消耗品費として1246.2万円を計上され、消毒液287施設約400万円・
市職員用マスク3300人8週間分約140万円が新型インフルエンザ対策でとなっている。
市民向けのマスク備蓄は検討されなかったのか。
とりわけ、集団感染のおそれの高い学校施設等への備蓄は行なわないのか。

【回答】
インフルエンザ対策は、市民の「自己責任・自己対応」が基本。
今回の備蓄は強毒性のインフルエンザ対応で、市庁舎に来庁される市民へ感染の不安感を
与えないために窓口職員にマスク着用を義務づけるためのもの。

【意見・要望】
この秋には新型インフルエンザ(弱毒性H1N1)の大流行が懸念される。
弱毒性なので学級閉鎖や学年閉鎖の場合は感染源となる学校に子どもたちが登校する。
しかし新型なので感染者の増大が確実視される。
「マスクがないから学校へ行きずらい」との子どもも現れかねない。
神奈川県座間市ではマスク20万個を備蓄し、子どもたちが必要ならば支給する。
ぜひ、早急に検討し備蓄すべき。


   戻る    トップページに戻る    このページのトップに戻る

Design & copyright (C) 2007.宮地和夫後援会 All Rights Reserved