2015年6月議会 宮地の個人質問
改選後、初めての議会で3点質問をしました。
テーマはユニバーサルデザインと豊中の教育について。
【1】ユニバーサルデザインの市庁舎の在り方について
市庁舎は、誰にとっても安全・安心で利用しやすい施設でなければならない。
【質問】① 視覚障がい者にとっての課題
庁舎の「誘導音」装置は十分機能しているか。
また、庁舎内外に点字ブロックが設置されているが、課題はないか。
特に、荷物搬入と動線が重なる箇所のソフトタイプ化はできないか。
庁舎の「誘導音」装置は十分機能しているか。
また、庁舎内外に点字ブロックが設置されているが、課題はないか。
特に、荷物搬入と動線が重なる箇所のソフトタイプ化はできないか。
【回答】
誘導音装置の故障箇所は早急に回復する。
騒音が甚だしいが、庁舎構造上やむを得ない。
点字ブロックをソフト化しても他の箇所で騒音が発生する。
誘導音装置の故障箇所は早急に回復する。
騒音が甚だしいが、庁舎構造上やむを得ない。
点字ブロックをソフト化しても他の箇所で騒音が発生する。
【質問】② 高齢者にとっての課題
タクシー利用者が第2庁舎玄関口から乗り込めるようにできないか。
受付にタクシー呼び出し専用電話が設置できないか。
タクシー利用者が第2庁舎玄関口から乗り込めるようにできないか。
受付にタクシー呼び出し専用電話が設置できないか。
【回答】
タクシー乗車は係員が誘導し対応する。専用電話の導入を検討する。
タクシー乗車は係員が誘導し対応する。専用電話の導入を検討する。
【質問】③ 子育て世代の課題
庁舎内に、授乳やおしめ交換などができる「赤ちゃんの駅」は何か所あるか。
全職員に共有され、市民への速やかな情報提供ができているか。
庁舎内に、授乳やおしめ交換などができる「赤ちゃんの駅」は何か所あるか。
全職員に共有され、市民への速やかな情報提供ができているか。
【回答】
「赤ちゃんの駅」は現在、第2庁舎2階に一か所だけ。増設できるか検討したい。
利用したい方に情報提供できるよう職員への周知に努める。
「赤ちゃんの駅」は現在、第2庁舎2階に一か所だけ。増設できるか検討したい。
利用したい方に情報提供できるよう職員への周知に努める。
【質問】④ 化学物質過敏症の課題
可能な限り化学物質の被曝を避けるために揮発性化学物質を低減させる
取り組みを進めているか。「香料自粛」掲示してはどうか。
可能な限り化学物質の被曝を避けるために揮発性化学物質を低減させる
取り組みを進めているか。「香料自粛」掲示してはどうか。
【回答】
環境基準を遵守するよう業者に指導している。
「人工香料」に危険性があるとの根拠が証明されていない。
不快感を持たれる方もおられるが、国の動向を注視する。
環境基準を遵守するよう業者に指導している。
「人工香料」に危険性があるとの根拠が証明されていない。
不快感を持たれる方もおられるが、国の動向を注視する。
【要望】
「だれにとっても使いやすい、安心な施設」とはユニバーサルデザインでつくられる。
その有用性を市庁舎で示すことは極めて重要。
庁舎建て替えが困難な中、ひとつひとつ丁寧な対応を求める。
「だれにとっても使いやすい、安心な施設」とはユニバーサルデザインでつくられる。
その有用性を市庁舎で示すことは極めて重要。
庁舎建て替えが困難な中、ひとつひとつ丁寧な対応を求める。
【2】公立高等学校入学者選抜制度および全国学力・学習状況調査について
【質問】
毎年変わる公立高校入試制度に生徒・保護者・学校は翻弄(ほんろう)されている。
府教委は中学校からの調査書(内申書)に、府チャレンジテストや
全国学力・学習状況調査の結果を反映させることにした。
豊中市教育委員会として、各中学校の評定に関する取り扱いをどのように考えているか。
各学校の評定や全国学力学習状況調査の学校別平均正答率が公開されることはないか。
毎年変わる公立高校入試制度に生徒・保護者・学校は翻弄(ほんろう)されている。
府教委は中学校からの調査書(内申書)に、府チャレンジテストや
全国学力・学習状況調査の結果を反映させることにした。
豊中市教育委員会として、各中学校の評定に関する取り扱いをどのように考えているか。
各学校の評定や全国学力学習状況調査の学校別平均正答率が公開されることはないか。
【回答】
府チャレンジテストや全国学力・学習状況調査の結果は中学校ごとの
「評定平均の範囲」を算出するためのもので、生徒個人の点数が直接入試の点数や
調査書に反映されるものではない。
学校別の評定の平均や平均正答率は、序列化や過度の競争につながらないよう、
公表しない。
府チャレンジテストや全国学力・学習状況調査の結果は中学校ごとの
「評定平均の範囲」を算出するためのもので、生徒個人の点数が直接入試の点数や
調査書に反映されるものではない。
学校別の評定の平均や平均正答率は、序列化や過度の競争につながらないよう、
公表しない。
【3】「豊中市障害児教育基本方針」の改定について
【質問】
1978年に策定された「豊中市障害児教育基本方針」は、
豊中市における「ともに生き、ともに学び育つ」教育に大きな役割を果たしてきた。
市教委は、どのように評価しているか。
改定にあたり、ともに生きる共生社会を実現するため、
就学先は校区の学校が原則とされるべきと考えるが見解を求める。
1978年に策定された「豊中市障害児教育基本方針」は、
豊中市における「ともに生き、ともに学び育つ」教育に大きな役割を果たしてきた。
市教委は、どのように評価しているか。
改定にあたり、ともに生きる共生社会を実現するため、
就学先は校区の学校が原則とされるべきと考えるが見解を求める。
【回答】
方針は本市が進める「ともに学び、ともに育つ」教育に大きく寄与してきた。
基本理念や考え方は継承していく。
障がいのある子どもと障がいのない子どもが同じ教室でともに学校生活を過ごすことで、
互いに人格を認め合う関係が築かれる。
居住地における小中学校に就学することを基本として、
保護者には「ともに学び、ともに育つ」教育への十分な情報提供に努める。
方針は本市が進める「ともに学び、ともに育つ」教育に大きく寄与してきた。
基本理念や考え方は継承していく。
障がいのある子どもと障がいのない子どもが同じ教室でともに学校生活を過ごすことで、
互いに人格を認め合う関係が築かれる。
居住地における小中学校に就学することを基本として、
保護者には「ともに学び、ともに育つ」教育への十分な情報提供に努める。