2019年3月議会 市民クラブ代表質問
【1】SDGsを市政に活かすことについて 【2】多様性を育む人権行政・人権教育について 【3】教職員採用に関する成果と課題について 【4】教職員の「働き方改革」について 【5】地球温暖化防止地域計画について 【6】みどり率と生物多様性について 【7】障害福祉サービスについて 【8】障害者差別解消について |
【1】SDGsを市政に活かすことについて
【質問】
長内市長は、国連で採択された持続可能な開発目標・SDGsの視点も取り入れた市政運営を
行うと表明されたが、どのように進めるのか。
長内市長は、国連で採択された持続可能な開発目標・SDGsの視点も取り入れた市政運営を
行うと表明されたが、どのように進めるのか。
【回答】
豊中市総合計画の分野別計画にSDGsを反映させる。
また、国が選定する「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」に応募し
「誰一人も取り残さない」社会の実現をめざす。
豊中市総合計画の分野別計画にSDGsを反映させる。
また、国が選定する「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」に応募し
「誰一人も取り残さない」社会の実現をめざす。
【要望】
SDGsを市に関係する諸団体と協同して進めていくこと。
また、SDGsを評価指標として活用し、市の強み・弱みを知り
「誰もが住みやすいまち」に近づける施策の展開を求める。
SDGsを市に関係する諸団体と協同して進めていくこと。
また、SDGsを評価指標として活用し、市の強み・弱みを知り
「誰もが住みやすいまち」に近づける施策の展開を求める。
【2】多様性を育む人権行政・人権教育について
【質問】
LGBTQ(性多様性)、外国人児童生徒の増加、インターネット上の新たな差別など、新た
な人権問題に対する豊中市・教育委員会の基本的な姿勢を示す方針・計画が必要ではないか。
LGBTQ(性多様性)、外国人児童生徒の増加、インターネット上の新たな差別など、新た
な人権問題に対する豊中市・教育委員会の基本的な姿勢を示す方針・計画が必要ではないか。
【回答】
今日的な人権課題を踏まえ「人権啓発基本方針」「人権教育・啓発基本計画」の点検を進め
「人権教育推進プラン」の改定を行う。LGBTQに関する指導書を学校に示したが、市職員・
教職員には研修の機会を提供、ハンドブックの活用も研究する。
今日的な人権課題を踏まえ「人権啓発基本方針」「人権教育・啓発基本計画」の点検を進め
「人権教育推進プラン」の改定を行う。LGBTQに関する指導書を学校に示したが、市職員・
教職員には研修の機会を提供、ハンドブックの活用も研究する。
【再質問】
学校在籍が把握できていない外国人児童生徒が全国には1万数千名、豊中市でも十数名
存在する。その実態を把握し、対応すべき。
学校在籍が把握できていない外国人児童生徒が全国には1万数千名、豊中市でも十数名
存在する。その実態を把握し、対応すべき。
【再回答】
子どもの権利保障の観点からとりくみたい。
子どもの権利保障の観点からとりくみたい。
【3】教職員採用に関する成果と課題について
【質問】
2012年と2018年で、小学校の新規採用教職員は61名から55名に減少した一方、年度当初
の定数内講師は88名から160名と激増している。このことによって、年度途中の病休・
産育休等の代替講師が不足する事態を招いているのではないか。
教職員の新規採用者を拡大すべき。
2012年と2018年で、小学校の新規採用教職員は61名から55名に減少した一方、年度当初
の定数内講師は88名から160名と激増している。このことによって、年度途中の病休・
産育休等の代替講師が不足する事態を招いているのではないか。
教職員の新規採用者を拡大すべき。
【回答】
想定を上回る学級数増で年度当初の定数内講師が増加した。
今後は、学級数の増加を精査し、適正な採用数の確保と講師配置に努める。
想定を上回る学級数増で年度当初の定数内講師が増加した。
今後は、学級数の増加を精査し、適正な採用数の確保と講師配置に努める。
【4】教職員の「働き方改革」について
【質問】
教職員の時間外勤務が多く「過労死」や「労災」などが増えているとマスコミでは報じられて
いる。教育委員会としてどのように対応していくのか。
教職員の時間外勤務が多く「過労死」や「労災」などが増えているとマスコミでは報じられて
いる。教育委員会としてどのように対応していくのか。
【回答】
定時退勤日・ノークラブデ―の設定、学校行事の精選、校務へのITC導入などに取り組み、
教員が行う業務か否かの整理と負担軽減の仕組みにとりくむ。
学校現場は「人員の増加と目に見えた業務軽減」を求めているものと認識している。
定時退勤日・ノークラブデ―の設定、学校行事の精選、校務へのITC導入などに取り組み、
教員が行う業務か否かの整理と負担軽減の仕組みにとりくむ。
学校現場は「人員の増加と目に見えた業務軽減」を求めているものと認識している。
【要望】
国・府に定数改善などを求めるとともに、市費負担教職員を適切に配置されたい。
国・府に定数改善などを求めるとともに、市費負担教職員を適切に配置されたい。
【5】地球温暖化防止地域計画について
【質問】
豊中市地球温暖化防止地域計画推進のためにも、市が使う電力が再生可能エネルギーの
比率が高い電力となるよう、方針を定めるべきではないか。
豊中市地球温暖化防止地域計画推進のためにも、市が使う電力が再生可能エネルギーの
比率が高い電力となるよう、方針を定めるべきではないか。
【回答】
現在の電力調達の仕組みをベースに、再生エネルギー拡大の観点から「豊中市電力の
調達に関する環境配慮方針」を策定し、平成32年度の電力調達から実施する。
現在の電力調達の仕組みをベースに、再生エネルギー拡大の観点から「豊中市電力の
調達に関する環境配慮方針」を策定し、平成32年度の電力調達から実施する。
【6】みどり率と生物多様性について
【質問】
灌漑用ため池等は人が作ったものではあるが、みどり率を高め生物多様性を守る存在だが
どのように守るか。
灌漑用ため池等は人が作ったものではあるが、みどり率を高め生物多様性を守る存在だが
どのように守るか。
【回答】
市はみどりや生物多様性の確保など、良好な都市環境維持・形成に努める。
市はみどりや生物多様性の確保など、良好な都市環境維持・形成に努める。
【要望】
水利権のあるため池を埋め立てれば、灌漑用水確保のための深井戸の設置・維持管理で
大きな負担が生じる。
「雨水貯留機能」などと併せ、ため池の多面的価値を再評価することが必要である。
水利権のあるため池を埋め立てれば、灌漑用水確保のための深井戸の設置・維持管理で
大きな負担が生じる。
「雨水貯留機能」などと併せ、ため池の多面的価値を再評価することが必要である。
【7】障害福祉サービスについて
【質問】
障害福祉サービスは、障害支援区分の認定により「ガイドライン」によって
使えるサービス量が規定されている。「ガイドライン」の見直しは進んでいるのか。
障害福祉サービスは、障害支援区分の認定により「ガイドライン」によって
使えるサービス量が規定されている。「ガイドライン」の見直しは進んでいるのか。
【回答】
重度訪問支援、同行援護などは支給量の見直しが行われてきた。
「審査会」が認めれば「ガイドライン」を越えた非定型基準も認められる。
重度訪問支援、同行援護などは支給量の見直しが行われてきた。
「審査会」が認めれば「ガイドライン」を越えた非定型基準も認められる。
【要望】
住む場所によって使える障害福祉サービスの限度量が異なる現状は、変える必要がある。
住む場所によって使える障害福祉サービスの限度量が異なる現状は、変える必要がある。
【8】障害者差別解消について
【質問】
障害者差別解消法が2016年度施行されたが、未だに差別は存在する。
楽しい道づくり」「歩道改良整備計画」「通学路安全プログラム」などに取組んでいる。
当事者が何を差別と感じているか把握しなければ、対応策は出せない。来年度、障害者に
対する意識調査を行うが、差別を受けた具体的な事例を検証すべきではないか。
障害者差別解消法が2016年度施行されたが、未だに差別は存在する。
楽しい道づくり」「歩道改良整備計画」「通学路安全プログラム」などに取組んでいる。
当事者が何を差別と感じているか把握しなければ、対応策は出せない。来年度、障害者に
対する意識調査を行うが、差別を受けた具体的な事例を検証すべきではないか。
【回答】
意識調査の自由記述欄を使い、受けた差別の詳細を書けるよう検討する。
意識調査の自由記述欄を使い、受けた差別の詳細を書けるよう検討する。