豊中市政への宮地の提言 ~これからの豊中市の目指すべき姿は・・・~

豊中市も他の大都市近郊市と同様「少子高齢化」がさらに進んでいく街です。
第3次豊中市総合計画後期基本計画では、2020年には豊中市の人口は現在の
39万人から 35万人まで減少し、高齢化率(65歳以上)は現在の約22%から
30%近くまで高まることが予想されています。(ここ数年、人口減が緩和されてはいますが)
豊中市の人口減少を食いめるために、子ども・若者・生産年齢人口を増やし、
高齢者・「障害」者はじめ 支援の必要なみなさんをともに支えあう「共生社会」、
そして仕事に文化・スポーツに活動的な「活性社会」 をめざす政策が必要です。
そんな豊中市を創るための提言です。


住み慣れた豊中で暮らし続けるために

  多様な選択ができる「地域包括ケアシステム」の構築を

いつまでも住み慣れた我が家で過ごしたい。できるだけ長く住み慣れたまちで暮らしたい。
高齢者になっても、療養や介護が必要になっても、誰もが願う生き方です。
一方、特別養護老人ホーム待機者の高止まりが続いています。
家族介護の負担感やひとり暮らし、 高齢者世帯の不安感が理由となっています。
安心・安全な生活を施設で過ごしたいと願う高齢者にはその選択ができるように
施設ニーズに 応えなければなりません。
 しかし、多くの高齢者は亡くなるまで自宅で過ごしたいと願っています。
そのことを支えるのが「地域包括ケアシステム」です。
毎日定時に、あるいは望むときにはいつでも介護・看護、生活支援のサービスが提供される。
通所が可能な方には「小規模多機能施設」によるデイサービスやショートステイ。
認知症の方への介護・看護そして権利擁護、緊急時の入居やグループホームの拡充。
そして、何よりも大切な地域でのつながりを基本にした見守りと支援。
高齢者に安心な豊中市でなければなりません。


子ども・若者に居場所と出番を


 子ども・若者育成支援法が2010年に制定され、豊中市子ども健やか育み条例が2013年に
策定されました。これまでの子ども政策は「子ども・若者」を健全育成の対象としてとらえ、
権利の主体として認め、その意見を尊重し、居場所と出番を保障することが弱かったのでは
ないでしょうか。
法や条例は、子ども・若者を権利の主体として尊重し、様々な場面での参加・参画を進める
ことを求めています。

[就学前]保護者の働き方にかかわらず、居場所と支援を
 ■「待機児ゼロ」をめざし、保育施設の拡充と幼保一体化で対応する。
 ■「病児・病後児保育」の充実で、いざという時の安心を感確保する。
 ■ 地域子育て支援センターの充実で、乳幼児の子育ち・子育て環境を改善する。

[小中学校]
 ■ 子どもたちがのびのび遊んだり、勉強したりする居場所づくりを進める。
 ■ 悩んだり困っていることを真剣に聞き、解決の道を一緒に考える仕組みづくりを進める。

[若者]
 ■ つまずいても、自分なりの進路選択をサポートする支援体制をつくる。
 ■ 芸術・文化・科学・スポーツ、そして若者の意見をくみ上げ発信する場をつくる。


コンパクトだけど親切な市役所、市民の力で支えあえる地域づくりを


 2013年3月、豊中市は13年半ぶりに「財政非常事態」を脱しました。
阪神淡路大震災からの復興、不況や高齢化社会の進行による市税収入の減少など複合的な
要因がありました。この間、行財政構造改革を進め、職員削減や民間活力の導入などで
行政サービスの見直しを進めてきました。
しかし、かつてのように手厚い行政サービスを継続する自治体運営は時代状況が許しません。
一方、2007年豊中市は「自治基本条例」を策定し「地方分権」時代における市民・議会・
行政の役割を 明確にし、市政運営を三者の「参画と協働、情報共有」のもとで進めていく
ことを宣言しました。
特に、住民自治を進めるにあたり「地域コミュニティ」型と「アソシエーション」型の
取り組みを進める重要性が示されています。
市政運営にあたり、すべてを市役所にお任せする地方自治ではなく、行政・市民がそれぞれ
当事者としての自覚と責任を分担した営みが必要な時代です。

[行政]コンパクトだけど温かく親切な市役所
 ■ 市民が困っているときにワンストップで対応できる窓口に。
 ■ 市政情報をあまねく、わかりやすく発信する創意工夫を継続。
 ■ 一人一人の職員が豊中市を代表する自覚と誇りを有する人材になることをめざす。

[市民]「自助」「共助」「公助」のバランスのとれた市民社会
 ■「健康寿命」を伸ばし、可能な限り参加・参画の機会を増やす。
 ■ さまざまな場面でのつながりを大切に「互助」「共助」のネットワークを地域から、
   課題別に築く。
 ■「住んで安心なまち」とよなかを、ともに作り上げる。


人権・文化の薫り高い成熟都市へ


 豊中市は、戦後大阪圏の住宅都市として成長を遂げてきました。
「大阪国際空港」「中国・名神高速道路」などを有し、交通の要衝としても利便な都市です。
そんな豊中市は、古い歴史と伝統とともに新たな文化を育み、今「成熟都市」として
クオリティーの高い「生活文化」を満たす都市とならねばなりません。
1983年非核平和都市宣言、1984年に人権擁護都市宣言を発し、平和と人権の尊重を
市政の基本として運営しています。
また、大阪大学や大阪音楽大学・大阪センチュリー交響楽団の所在地として学術・文化の
尊重を市政の基本としています。
「科学のまち・とよなか」「音楽のまち・とよなか」のネーミングは「文化都市」への志向を
示したものです。
「とよなか」を単に「住まいのある町」としてだけでなく「人生を豊かにするまち」と
していく市政を追求していくべきです。

 ■「だれもが安心して暮らせるまち」とよなかの創造。
 ■ 心とまちのバリアフリーを実現し、すべての「障害」者が住み慣れた環境で暮らせる
   まちづくり。
 ■ 人種・民族・国籍を問わず、違いを豊かさに変える多文化共生社会を実現する。
 ■ 少数者の人権を大切に、一人ひとりの生活のクオリティーを高めるまち。
 ■ 残された自然を守り、省エネ・循環型社会を市民の手で作り上げていくまち。
 ■「科学のまち・とよなか」「音楽のまち・とよなか」さらには、市民の芸術・文化を
   日常的に発信・共有できる「文化のまち」。
 ■ 安心・安全な市民生活の最大の基盤である「世界の平和」を発信する非核平和都市。


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